諏訪地域で挙げる結婚式【ウエディング】の新しい仕組み
2017.1.6 Fri 10:36
あけましておめでとうございます。
昨年末にスタートした、こちらのウェブサイト。本年より本格的に始動していきます。
早速ですが、仕事柄結婚式を挙げられた方にお話をする機会が多く感想を聞くと、「よかった!!」「感動した!!」などの意見以外にちらほらと「びっくりするくらい高かった。。。。」と、いう意見がちらほらお聞きすることがありました。
一生に一度の結婚式だから高くて当たり前。大切な時間はお金に変えられない。ごもっともだと思います。
しかし、安くてしかも感動する結婚式は本当に不可能なのだろうか??
結婚式プロデュースを始めたきっかけ
8年間ウエディングフォトグラファーのお仕事をさせて頂き、そのうち3年間は結婚式の会場での下請けの撮影をしていました。
下請け時代の印象ですがお客様に喜んでいただくのももちろんですが、会場側、衣装屋さん、美容師さんにも気に入ってもらえるよう意識して撮影していたのをよく覚えています。
そのためお客様の撮影のご希望があっても会場の都合で撮影を打ち切りにしたり、時間内に撮影しなければならず、お客様の希望に100%時間や環境が注げなかった思い出があります。
また、写真の価格もお客様によく高いと言われたのを覚えています。
高い理由はいい商品を取り扱っている以外に会場からのマージンが影響していました。当時は売り上げの30%のマージンでしたが、違う会場のカメラマンに聞くと多い所で50%などありました。
価格競争の激しくなっている世の中だから仕方ないと言えばそうかもしれないですが、これではフォトグラファーも利益が少ない分数をこなそうとし写真の質も落ちるのではないかと思います。
実際話を聞いていくと衣装屋さん、美容師さんも同じことが言え売り上げの数十%がマージンでもっていかれるそうです。
マージンによって利益が出ない業者さんが商品の価格を上げていくことによりお客様の負担額が大きくなっていくことがよくわかります。
わかりやくすグラフにしてみたので下記をご覧ください。
〔価格・料金等、マージン等はおおよそです。〕
あくまでもこちらは例ですが会場によってはこのような仕組みの会場も多く見受けられます。
また、会場側の業者以外を使うと持ち込み料が発生する場合が多くあります。
知らないような業者を使うより実績のある業者。いつも利用している業者さんの方がお客様も安心のはずのなのに。謎の「持ち込み料」が発生し金額が高くなり結局会場側の用意した業者を利用する。
そういったケースも多く見受けられます。
「諏訪結び」
さて、今回私達山田写真館では「諏訪結び」という結婚式プロデュースのウェブサイトを立ち上げました。
山田写真館がフォトウエディンングをはじめてから5年。1年間で約60組近くのお客様が撮影されました。
その中でお客様のお声を聞くと、
- 新郎さんの実家で結婚式を挙げるんだけど花嫁んの実家のある諏訪大社で家族だけでも結婚式を挙げたいが、2回結婚式を挙げるから少しでも安くしたい
- 会場の種類が少ない
- 会場を貸切にしたい
など多くのご意見を聞き今回ウエディングサイトを立ち上げました。
5年間で私達は衣装の数を増やし。自社の美容師と一緒に勉強しました。
美容+衣装+写真は私達で行い。会食会場をご紹介する。
そういった仕組みを作りました。
業者によっては利益欲しさにお客様目線というよりは会場に気に入られ次の仕事をもらえることだけを意識しているところも多いようです。これでは誰の結婚式かわかりません。
私たちの決まり事として、私たちはマージン〔紹介料〕は会場側には請求しません。
マージンないということは自社のお客様という意識が強くなり、スタッフの意識もよりお客様に向くのではないかと思います。
また、マージンがない分、お客様の負担額も数十万ほと軽減されます。
また会場も「料理」、「雰囲気」、「キャパ」などお客様好みの会場を私たちがご提案するだけでなく、お客様にもご提案していただき、ご紹介いたします。
お二人の行きつけのお店なども大歓迎です!!
最後になりましたが私たちの想いの中にあくまでも写真館。という気持ちが強くあります。
結婚式の会場を選ぶとき写真が素敵だから。と選ばれることはほとんどありません。
けれども明確な想い出として残るものは写真です。
少しでも素敵な写真を残すためには、私達が結婚式進行する側になり、お客様と打合せを繰り返す中でお客様の想いを感じ、色褪せることのない素敵な想い出、写真、に繋げて行きたい。
それが今の答えです。